セマンテックス 

HTMLはもともとウェブブラウザ上で文書を表現するために設計されたもので、webブラウザ、ひいてはコンピュータに意味を伝える機能を前提としていませんでした。
そのため、情報を記述する際にそれが何を意味するかを表すメタデータを付与することによってコンピュータに意味を伝え、より複雑で高度な表現を可能にするためにXMLやXHTMLがHTMLと並行して使用されてきたわけです。
「より複雑で高度な表現」とは、XMLで言えばRSSやサイトマップ、XHTMLで言えばブログなどCMS、GoogleMapやGmailなどのwebアプリケーションが代表的ですが、これらはHTMLではなく、よりセマンテックな「意味付けが強化された」文書記述言語によって記述される必要性があったのです。

しかし、XHTMLは従来のHTMLとの互換性も低く、柔軟性にも欠けるという問題もありました。
そこで、ブラウザベンダーが中心となり、改良HTML:HTML5の策定が進められてきたわけです。

HTML5は、よりセマンテック、すなわちコンピュータがより意味を理解しやすいという意味で「意味付けが強化された」HTML言語だと言えます。

セマンテックスとPCサイト

GoogleMapやGmailなどのwebアプリケーションは、複雑で高度な処理をwebブラウザに求めるため、セマンテックな言語によって記述する必要があります。
GoogleMapやGmailは、既にXHTMLからHTML5による記述に切り替えられています。

より高度な表現力を持つCSS3は、「HTML5」とほぼ同義にて使われることが多い、セマンテックな次世代CSSだと言えます。

携帯サイトとセマンテックス

携帯業界はブラウザベンダーではなく、移動体通信ベンダーおよびハードウェアベンダーが中心となってきたがゆえに、携帯用ブラウザについての特別な配慮が存在しなかった、とも言えます。

BEFORE

しかし、HTMLよりはXHTMLによって記述する方が、コンピュータに意味を伝えやすい、すなわちセマンテックなサイトを作成できることは事実です。

セマンテックな携帯サイトでは、例えばより高度なデザイン表現も可能になります。

AFTER

スマートフォンサイトとセマンテックス

スマートフォンがiPhoneかAndroid携帯に二分されている状況では、つまるところ、スマートフォン対応サイト=(イコール)HTML5対応サイトということになります。

iPhoneのハードウェアベンダーであるアップル社がHTML5対応ブラウザをリードしている"WebKit"ブラウザベンダーでもある、という点、またAndroidOSベンダーであるグーグル社が対応ブラウザとして"WebKit"を選択した、という点から、セマンテックwebはスマートフォンサイトが当面の間引っ張ることになるかもしれません。



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